現在バレーボールワールドカップが行われています。
以前の大会よりチャレンジシステムでビデオ判定やCGによる
審議要求を行えますが、その時からボールの楕円痕に疑問がありました。

そこで、先日行われた男子、日本VSオーストラリアを録画しておき、
チャレンジしたときのCGをよ~く見てみました。

下の画像はオーストラリアの選手のスパイクがサイドラインからアウトに
なったもので、日本がチャレンジしたときのCGです。
(テレビ画面を写真で撮って引用させてもらいます。)
その画像に、位置が分かりやすいように線のマークを入れました。

先ず、ボールが斜めに飛んできて、床に着きます。
このときのボール接地点をマークします。

ball1

 

 

 

 

 

 

次に、ボールが床でバウンドしていきます。
そして、このときCGでは楕円痕が発生します。

ball3

 

 

 

 

 

 

さらにボールが弾むと、ボールの影が離れ、楕円痕が残ります。
このときの楕円痕の中心に線でマークを入れます。

ball4

 

 

 

 

 

 

そう、ここで疑問発生です!
CGで生成された楕円痕の中心点は、ボールの接地点よりも手前
なっています。
コレ、おかしくないですかねぇ。。。
本来なら、ボール接地点よりも先に楕円痕が出来るような気がします。
(そもそも、あんな綺麗な楕円にならないような。。。)

そのあと、CGは楕円痕を真上から拡大したものになります。
その結果、ギリギリでOUT。日本のチャレンジが認められました。

ball5

 

 

 

 

 

 

楕円痕の長軸方向は、スパイクの方向になっているようです。
このようにサイドラインで判定すると、ラインと楕円の長軸とが斜め
になります。
もう少し角度が付いていると、楕円痕がラインに引っ掛かり、
IN判定になります。
つまり、同じ位置関係でエンドラインだとしたら、楕円痕の長いほうが
エンドラインに引っ掛かる可能性は高いです。

(疑問点まとめ)
1.なぜ、楕円痕はボール着地点よりも手前に発生しているのか?
2.楕円痕の形状は決め打ちなのではないか?そもそも楕円で良いのか?
3.楕円痕の角度によって、同じ接地状態でもIN,OUTが変わるのか?
(サイドラインより、エンドラインのほうがINになりやすい?)

(改善要求)
システムとして同じアルゴリズムであれば、公平な判定になると思います。
しかし、もう少し実際の状況(感覚?)とCGとをフィッティングして
もらいたいと思います。
少なくとも、楕円痕の中心位置が、ボール着地点よりも先になる
ようにすれば、良いのではないでしょうか。

長くなりました。
システムはどうあれ、ニッポン頑張れ!!

(2016/5/19追記)
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「バレーボール、ハイテク要?不要?」
「バレーボールのビデオ判定」