心臓カテーテルアブレーション(その4)

その3からの続きです。
術後の不思議・・・

自分の場合、アブレーション手術そのものよりも、その後の身体に思っていた以上に
いろいろなことが起きました。

ここからは個人差が大きい内容ですので、参考程度ということでお願いします。。。

まず、術後すぐです。
食事は、前日の夜、当日の朝、昼とまる1日食べておらず、手術が終わって安心したにもかかわらず、
お腹が空いていません。。。
それでも出されたものは残さず食べる主義ですので、
頑張って夕食を食べました。
しかし、胃がパンパンになってしまいました。
その後、なかなか消化されず、退院するまで何食分か食べられませんでした(涙)。。。
どうも胃や腸の動きが悪くなっていたようです。
こんなに食べられなくなったことは、人生で一度もありません。
この胃腸の不調は10日くらい続きました。
そのため、入院中は変わらなかった体重が、退院後に4kgほど減ってしまいました。

退院後、息切れ発生。。。
病院からバス停まで50mくらい歩いたときや、
駅の階段を1階分上るだけで、息が切れてしまいました。。。
普通に階段上がるだけでマラソンしてきたみたいです。
この息切れは10日くらいで徐々に解消していき、
ゆっくりジョギングできる程度になりました。

術後20日くらい経過したころ、発熱~微熱が1週間ほど続き、
心拍不安定、倦怠感、またもや息切れが出ました。

熱が治まったころ、今度は唾液が出にくい口渇状態になりました。。。
これは結構厳しかったです。

普段、唾液なんて何も気にしていません。自然に出てくるものですから。
しかし、このときは、食事しても唾液があまり出ず、
わずかな唾液が食べ物に吸い取られ、噛んでも噛んでも物を磨り潰しただけの状態にしか
なりません。。。食べ物の後味がいつもと全く変わってしまいます。。。
歯磨きしても、歯磨き粉が溶けずに固まりのまま出てきます。。。
こんな状態が2週間近く続きました。
この口渇は、胃腸の薬の副作用が出ていたようで、その薬を止めてから徐々に解消しました。

口渇が解消してきたころ、今度は階段を上ると貧血のような状態になる症状が出ました。
どうも身体に負荷がかかったときに血が回らないような感じ(血の気が引いてくる)です。
抗不整脈の薬が効き過ぎているのではないか?と予想していました。
普通なら心拍が上がるところを無理矢理抑えようとしている感じがしたためです。

3ヶ月検診のあと、抗不整脈の薬を終了してから徐々に解消されていきました。
この薬の副作用かどうか、まだ定かではありませんが、やめてから平常時の心拍数が
10~15くらい上がっており、動いたときの心拍の上がりもあります。

☆現在、術後から4ヶ月程度経過して、不整脈(心房細動)は出ていないようです。
また、いろいろ起きていた不思議な症状も徐々に治まり、
ほぼ通常の状態に戻ってきております!