心臓カテーテルアブレーション(その3)

その2からの続きです。
術後のはなし・・・

よく言われる、アブレーション手術の後の絶対安静時間。
アブレーション手術では、鼠径部から大腿静脈にカテーテルを差し込むため、
術後はしっかり止血できるまで「絶対安静!」にしている必要があります。
通常、4~8時間と言われていますが、これが結構つらいそうです。

しかし、このクリニックでは、効果的な止血方法(デバイス?)を行っているようで、
自分の場合、目が覚めてから1時間程度で済みました。

止血確認し、立ち上がり、歩行チェックして、トイレまで歩いてOKが出ました。
翌日には鼠径部の穿刺部位だけ縫っていたところを抜糸してもらいました。
(ツンツンとちょっと引っ張っただけで抜糸完了)

カテーテルは、右鼠径部の2箇所のほか、頚部(右の首)から1箇所、右手首から1箇所、
点滴針は左手首から1箇所でした。。。
カテーテルの穿刺痕はこんな感じで、蚊に刺されて程度です。
(首と手首の画像です(退院した日に撮影)。鼠径部の画像はちょっと出せません(笑))


アブレーション手術は問題なく終了しましたが、
手術後はいろいろ安定するまで1ヶ月~数ヶ月かかるようで、
特に始めの1ヶ月は不安定時期、その後、徐々に安定するとのことです。
applewatchの心房細動履歴をみると、まさにその通りです。
3ヶ月経過した現在、心房細動は起きていないようです。



手術の1ヶ月ほどまえから、血液がサラサラになる薬を飲み始め、
手術後から、抗不整脈の薬と、胃腸の薬の服用が追加されました。
その後、胃腸の薬は術後1ヶ月で終了、
抗不整脈の薬は術後3ヶ月で終了し、現在は血液サラサラの薬だけ飲んでいます。
(鼻をかんで、鼻血出るとなかなか止まらない。。。)
この薬も3ヶ月後の検診で問題なければ終了予定です。

その4へ続く。。。