3Dプリンタ

全日本学生フォーミュラ大会
~ものづくり・デザインコンペティション~

http://www.jsae.or.jp/formula/jp/

この大会は、学生達が手作りでフォーミュラカーを製作し、実際に走らせて競い合うという
モノづくりを学ぶ実戦的な人材育成のための大会です。
息子は大学でこの活動に参加しています。

エンジンは400cc~600cc程度のバイク用を使うそうです。
フレームは、パイプを溶接したり、学校によってはカーボンコンポジットになっているらしいです。
設計から製作、スポンサー探し、チーム運営、実走行まで、チームで活動します。

これがなかなか本格的なんです。
設計はソリッドワークスなどの3D-CADを使い、
設計、解析を行います。
エンジンのカムシャフト、吸気、排気パーツ、コンピュータなど
可能な限り自ら設計、製作を行います。

自動車メーカ、加工メーカ、ソフトメーカなどなど、モノづくりに関係する会社の
バックアップも受けます。
自動車メーカなどは、ハード的なサポートのみならず、設計思想、メンテナンス、
エンジン分解・組み立て講座など、人材育成的なサポートも行ってくれます。

これは、息子達のチームが設計したエンジンに使う重要パーツらしいです。

IMG_0908

 

 

 

 

 

 

特殊な樹脂で出来ていて、最近流行の3Dプリンタで製作されたものです。

これを作った3Dプリンタは、某社が取り扱う数千万円(@_@)の代物だそうで、
某社にコンタクトをとり、製作支援を受けて作られたそうです。
ただ請負で作製するのではなく、学生が某社に出向き、
技術的なノウハウを学びながら製作します。

未来の技術者育成という面で、学校だけでは分からない実戦的な
サポートになっていますね。

大会は9月。静岡県袋井市の”エコパ”で行われます。

こういう活動が盛り上がることで、未来の技術者が数多く輩出される
ことを期待します!

 

 

前の記事

特許調査研修会

次の記事

健康診断