審査官面接

昨日お伝えした中途受任の案件について、特許庁へ審査官面接に行ってきました。

結論としては、非常にスムーズに進んだと思います。
面接時間、15分!

というのも、事前に補正案をFAXで審査官に送っており、
この補正案により、豪華フルラインナップの拒絶理由のほとんどは
解消しているようでした。

面接の中心は、補正後の内容での進歩性(29条2項)についてです。
ここで、持参した現物や、発明者さんにお願いしてあった追加実験の内容を交えて、
引用発明より優れている点を説明させてもらいました。
ほんと現物や写真があると、分かりやすいですね!

この説明で審査官の理解を得られたようです。
実は発明品の使用状況を撮影した動画も用意してありましたが、
その登場に至らず、ちょっと残念。

最後に今後の処理の方向を確認して面接終了になりました。

最終的な審査の結果はどうなるか分かりませんが、
権利化に少し近づいた感触です。

で、今回ご担当の審査官、とてもフレンドリーな方でした。
「空調の関係(エコのため)で部屋が暑いので、上着を脱いで頂いて結構ですよ。」
と、気遣いを頂いたり、
「せっかくの機会ですから、質問などありましたら何でもどうぞ!」
と、とてもお話しやすかったです。

ということで、これから正式な補正書、意見書を作成します。

 

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