IMG_1298弊所ホームページをご覧下さり、誠にありがとうございます。

☆ここでは、もう少し個人的な考え方などをお伝えしたいと思います。



(1)料金に関しまして

既に特許出願などのご経験がお有りの方はご存じかと思いますが、
特許庁への手続きにおいて、特許庁へ支払う印紙代と事務所手数料を
頂戴しております。

弊所は、低価格かつ高品質を目指しております。
手数料の表記につきまして、所定量の書類を含んだ料金設定にしています。
タイプ代や電子化手数料など、時代に合わない付加手数料は頂いておりません。

一方で、継続的なサービスのご提供および 研修時間等の確保の観点から、
必要と考えられる料金を設定させて頂いております。

事務所手数料は単なる書類作成費用ではなく、書類作成前後のサービスを含む
トータルサービス料金であると捉えています。
何卒ご理解のほど、宜しくお願い致します。

なお、企業様におきましては、独自の料金表をお持ちの場合もあるかと思います。
その際には、個別に対応させて頂きますので、ご遠慮なくお申し出ください。


(2)特許明細書に関しまして

特許事務所の仕事のうち、出願に関する書類、拒絶理由に対する意見書、補正書
といった
中間処理に関する書類の作成が大きなウェイトを占めます。
その中でも、特に、「特許明細書」の作成は、一般の方ではなかなか難しいと
思います。
(ここに事務所手数料を頂く理由があります。)

特許明細書を作成する際には、当たり前ですが、毎回、新しい技術と向き合う
ことになります。

そして、もし同じ発明について10人の作成者がいたとすれば、
10通りの明細書になります。

20年以上、特許明細書を書いていますが、
良い明細書とは何か?簡単には語れません。

発明者にとって良いもの、知財担当者にとって良いもの、
渉外担当者にとって良いもの、
弁護士にとって良いもの、
中間処理に耐えられるもの、権利行使しやすいもの、

無効審判に耐えられるもの、などなど…
ステージや見る人の立場によってまちまちです。

当然個人の好みもあるでしょう。

特許明細書の作成は、答えのないものを完成させる作業になります。
難しいけど、やりがいのある面白い仕事だと思います。


(3)特許事務所(弁理士)の選択

事務所の大小にかかわらず、特許明細書を作成するのは
1人の起稿者(事務所側担当者)です。

出来上がった原稿を数人でチェックする場合もありますが、
ほとんどは1人で行います。

事務所の選択で難しいのは、依頼した案件の明細書を作成する人の
技量が分からないことです。

私は、明細書の起稿者を「寿司職人」に例えます。
カウンターに座るお客さんの好みを察知して、握り具合、さびの量などを
さりげなく調整する。
職人が変われば、握り方も変わるでしょう。
同じ職人が握った寿司でも、食べる人によって好き嫌いが分かれる
こともあり得ます。


明細書の作成は、「寿司職人」と同じで、
単なる文書の作成だけではない「技」があると思います。
この「技」は、起稿者によって異なるし、なかなか人に
教えられるものではありません。

既にお付き合いのある事務所をお持ちのクライアント様も
いらっしゃると思います。

しかし、弁理士が1万人を超えた時代、明細書の質、対応力などに
疑問やご不満があるとしたら、
一度、起稿者の変更、事務所の変更、
セカンドオピニオンなどをご検討されては
いかがでしょうか?


(4)連携につきまして

弊所は、今のところ私1人です。
しかし、複数人の提携弁理士がおります。
皆、クライアント様から信頼された優秀な弁理士です。

もし、私の技術分野では対応できない場合や、私の処理量が
オーバフローした場合でも、
チームワークで対応することが可能です。

また、知財訴訟を得意とする弁護士とも連携しております。
いざという時もお任せ下さい。