BCLラジオ
私が小学生~中学生くらいのとき”BCLブーム”がありました。
海外放送を受信するため、ラジオを持って家の屋根に上ってみたり、
適当にリード線を引っ張り回してアンテナにしてみたり、
あれこれ試行錯誤した記憶があります。
そのころは、SONYのスカイセンサー、Nationalのクーガーなど
どのメーカーも競い合って様々な高性能ラジオを出していました。
当時、何とか理由を付けて(笑)親に買ってもらったBCLラジオ(RQ-585)が
実家の物置から出てきました。
亡父が綺麗に段ボールに詰めておいてくれたようで、
ホコリは付いてますが、比較的良好な状態で発掘されました。
取説も残っています!
恐る恐る電源を入れてみました。
しかし、通電はするものの、ラジオの受信感度は悪く(ほとんど受信しない)、
カセットテープも動きません。
ん~悲しい。。。
そこで、専門の修理店をネットで探し、直してもらいました。
非常にレスポンスがよく、分解写真や修理内容を丁寧に報告してくれました。
部品の交換、基板のはんだ付け修復、ベルトなど駆動系、全体清掃などなど、
戻ってきた本機は年代を感じさせないくらい綺麗に仕上がっていました。
ラジオ受信もバッチリ、カセットテープの再生音はレトロでいい雰囲気です。
昔の思い出が甦ります。。。