5月26日のホンダのニュースリリースで、「スーパーカブ」の形状が立体商標として
認められたという記事が出ていました。
新聞やニュースでも取り上げられていましたね。

http://www.honda.co.jp/news/2014/c140526.html

工業デザインそのものの形を立体商標として登録するのは、かなりハードルが高いです。
意匠権は登録から20年で満了ですが、商標権は更新によって半永久的に存続しますから、
特許庁は商品の形状そのものの登録については慎重に運用している感じがします。
今後、音や色など、新しいタイプの商標も認められる方向ですので、商標の注目度が高まりそうですね。

supercub(特許庁IPDL公報(商願2011-010905)より)

 

 

 

 

 

上のニュースリリースからも伺えますが、ホンダさんはこの形状を立体商標として認めてもらうことで、
50年以上にわたり基本コンセプトを守ってきたことの証が欲しかったのでしょう。
これを機に、本来の愉しさが味わえるホンダらしい車やバイクをいっぱい出して欲しいです…。

さて、知財的な話をすると、この立体商標についての指定商品は「二輪自動車」のようです。
この商標としての立体形状を見て、「スーパーカブだ!」と思ってはいけません。
この立体形状を見たら、「ホンダの二輪自動車」だと認識して下さい!
「スーパーカブ」自体、ホンダさんの登録商標(第1121892号)ですからね。

そういう意味で、上のニュースリリースの文言はいいです。

「…デザインを見ただけでお客様にHondaの商品であると認識されるようになったことが…」
(ニュースリリースより抜粋)